エラー
ArcGIS Pro を使用して ArcGIS Online にシェープファイルを公開しようとすると、次のエラー メッセージが返されます。
エラー: 外部共有プロセスが失敗しました
このエラーの原因は、ArcGIS Pro とともにインストールされる Python にあります。バージョン 1.3 では、Python が ArcGIS Pro と一緒にインストールされます。これにより、スタンドアロン Python スクリプトを実行するための Python for ArcGIS Pro の二次的インストールが必要なくなりました。場合によっては、同じコンピューター上に 32 ビットや 62 ビットなどの異なる環境を使用する複数の Python バージョンがインストールされることがあります。 使用する Python のバージョンを指定する PYTHONPATH 環境変数は PATH 変数を上書きします。 詳細については、「FAQ: ArcGIS for Server と ArcGIS for Desktop の両方がインストールされたコンピューター上で Python スクリプトが失敗する理由は何ですか?」をご参照ください。
注意: ArcGIS Pro 1.3 より前のバージョンでは、Python はスタンドアロン プログラムとしてインストールできます。
原因に従って、次の選択肢からいずれかひとつを選択し、この問題を解決してください。
警告: 下記の手順には、オペレーティング システムの基本的な部分に対する変更が含まれています。 先へ進む前に、レジストリを含め、オペレーティング システムとファイルのバックアップを作成しておくことをお勧めします。 必要に応じて、コンピューター システムの専門家に相談してください。 Esri では、これらの手順を実行するときに変更を誤った場合の結果について保証いたしません。したがって、十分に注意し、ご自身の判断で行ってください。
この回避策は、ArcGIS Pro をアンインストールせずに実行できます。
注意: 両方の変数を削除すると、ArcMap での Python 機能に障害が発生する可能性がありますが、ArcGIS Pro については問題ありません。
コンピューター内で使用されているアプリケーションの依存がありシステム環境変数を削除できない場合は、次の構文のバッチ ファイルによって ArcGIS Pro を起動します。
SET PYTHONPATH="" START "" "C:\Program Files\ArcGIS\Pro\bin\ArcGISPro.exe"
前述の回避策が有効でない場合は、ArcGIS Pro のクリーン アンインストールと再インストールを実行します。 この回避策は、Python のパスについての環境変数を削除しても、このエラーを解決できなかった場合の代替策です。
注意: アンインストール プロセスが失敗した場合は、[タスク マネージャー] を使用してアクティブなすべての ArcGIS Pro プロセスを停止してから、アンインストールを再試行してください。
C:\Users\\AppData\Local\ESRI\ArcGISPro (および他の Pro フォルダー) C:\Users\\AppData\Roaming\ESRI\ArcGISPro C:\Program Files\ArcGIS\Pro C:\ProgramData\Microsoft\Windows\StartMenu\Programs\ArcGIS\ArcGIS Pro
注意: 上記のフォルダーの中には非表示になっているものがあります。 隠しフォルダーを表示する手順は「Windows ヘルプ: 隠しファイルを表示する」をご参照ください。
HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\ArcGIS Online For Pro HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\ArcGISPro HKEY_CURRENT_USER\Software\ESRI\ArcGISPro1.0
警告: オペレーティング システムのレジストリの変更は、Esri のサポートの対象外です。
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