エラー メッセージ
フィーチャ サービスを ArcGIS Online に公開しようとすると、次のエラー メッセージが返されます。
エラー:
ERROR 001270: データの統合に失敗しました
原因
このエラーは、以下の原因によって発生します。
- ArcMap の [環境設定] で、出力ジオデータセットに m 値と z 値を保存できるようになっています。 ArcMap で m 値と z 値が有効になっている場合、ArcGIS Online ではフィーチャのジオメトリを変更できません。
- マップ ドキュメントにグループ レイヤーが含まれています。 ArcGIS Online ではグループ レイヤーをサポートしません。
- マップ ドキュメントに壊れたフィーチャ データセットが含まれています。
- フィーチャクラスまたはテーブルに、メモリ内結合またはリレートが含まれています。 メモリ内結合およびリレートは、 ArcGIS Online フィーチャ サービスではサポートされません。
- マップ ドキュメントの [コンテンツ] ウィンドウに、スタンドアロンのテーブルまたはフィーチャクラスが含まれています。 スタンドアロンのテーブルとフィーチャクラスは、ArcGIS Online のホスト フィーチャ サービスではサポートされません。
解決策または対処法
エラーを解決するには、(原因に応じて) 次のいずれかの解決策を使用します。
- 公開の前に、[環境設定] で出力レイヤーの m 値と z 値を無効にします。
- ArcMap で、[ジオプロセシング] → [環境] → [環境設定] の順に移動します。
- [環境設定] ウィンドウで [M 値] を展開します。
- [出力データに M 値を含む] ドロップダウン リストから [無効] を選択します。
- [Z 値] を展開して、[出力データに Z 値を含む] ドロップダウン リストから [無効] を選択します。
- [OK] をクリックします。
- グループ レイヤーのレイヤーをグループ解除して、そこに含まれるレイヤーを親レイヤーに追加します。レイヤーをグループ解除するには、グループ レイヤー名を右クリックして [グループ解除]をクリックします。
- 壊れたデータセットを修正します。 ArcMap で、[ジオメトリのチェック (Check Geometry)] ツールを実行して、データセット内のジオメトリ エラーを特定します。 壊れたデータを修正するには [ジオメトリの修正 (Repair Geometry)] ツールを実行します。 データセットの特定と修正の詳細については、「ジオメトリのチェックと修正」をご参照ください。
- 結合されたフィーチャ レイヤーまたはテーブルをエクスポートすることで、各フィーチャクラスへの永続的な結合、または結合されたテーブルを作成します。 レイヤーをエクスポートするには、[コンテンツ] ウィンドウでレイヤーを右クリックして [データ] → [データのエクスポート] の順に選択します。 これにより、結合フィールドを含めすべての属性を持つ新しいフィーチャクラスが作成されます。
- [コンテンツ] ウィンドウからスタンドアロンのテーブルとフィーチャクラスを削除するか、スタンドアロンのフィーチャクラスを[コンテンツ] ウィンドウのフィーチャ データセット内に移動します。 フィーチャクラスを削除するには、[コンテンツ] ウィンドウでレイヤーを右クリックし、[削除] をクリックします。