エラー
Python で ReconcileVersions (バージョンのリコンサイル) スクリプトを実行すると、アプリケーションは次のエラー メッセージを返します。
エラー: エラー 000301: ワークスペースのタイプが正しくありません
エラー 000301 は、[ターゲット バージョン] パラメーターが [ReconcileVersions_management] 構文パラメーターに対して正しく定義されていない場合も発生します。
さらに、使用する DBMS システムに応じて、[ターゲット バージョン] パラメーターの構文で大文字と小文字が区別されます。 この仕様のため、システムがエラーを返したり、スクリプトの実行に失敗したりする可能性があります。
大文字と小文字を区別するオブジェクトを含めた場合の各 DBMS の動作は異なります。 Python コマンドでは大文字と小文字が区別されます。 このため、[ターゲット バージョン] パラメーターの構文が大文字で定義されていることを確認することをお勧めします。 たとえば、[ターゲット バージョン] パラメーターの構文は SDE.DEFAULT であり、SDE.Default や sde.default ではありません。 これは、小文字が許可されないことを意味しているのではなく、小文字を許可している DBMS もあれば、許可していない DBMS もあることを意味しています。 ただし、大文字は多くの DBMS で許可されています。
また、[ターゲット バージョン] パラメーターを定義するほかに、ジオデータベースの所有者も特定および決定します。 構文の名前を DBO ジオデータベースの所有者の場合は「 DBO.DEFAULT」、SDE ジオデータベース所有者の場合は「SDE.DEFAULT」に変更します。
SQL Server のジオデータベース所有者の詳細については、「ArcGIS ヘルプ: SQL Server 内でのジオデータベース所有者の比較」をご参照ください。
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