問題
[ルート イベント レイヤーの作成 (Make Route Event Layer)] ツールは、ルートとルート イベント レイヤーを使用してテンポラリ フィーチャ レイヤーを作成します。 一部の例では、このツールを実行すると、入力レイヤーが M 値対応であるにもかかわらず、空の出力レイヤーが返されます。
ルート フィーチャクラスではないフィーチャクラスが入力として使用された場合に、[ルート イベント レイヤーの作成 (Make Route Event Layer)] ツールは空の出力を生成します。 よくある誤解の 1 つに、ルート フィーチャクラスとは M 値対応のフィーチャクラスであるというものがあります。 しかし、M 値対応のフィーチャクラスは M 値を格納できる機能を備えているだけであり、必ずしも M 値を含んでいるわけではありません。したがって、M 値対応のフィーチャクラスが必ずしもルート フィーチャクラスであるとは限りません。
[ジオメトリ属性の追加 (Add Geometry Attributes)] ツールを使用して、M 値を含むフィールドを追加することで、各フィーチャの M 値を確認できます。 このフィールドには NULL 以外の値が設定される必要があります。 ジオメトリの M 値がルートでの使用に適していない場合は、フィールド内の値を変更してから、[ルートの作成 (Create Routes)] ツールで M 値のソースとしてそれらのフィールドを使用することができます。
M 値が (ジオメトリまたはフィールドのいずれかで) 設定されたら、[リニア リファレンス] ツールボックスの [ルートの作成 (Create Routes)] ツールを使用して、M 値を含むルート レイヤーを作成します。 このツールの出力レイヤーを [ルート イベント レイヤーの作成 (Make Route Event Layer)] ツールの入力として使用すると、目的の出力が生成されます。
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